10代以上の死因第1位は自殺
2022年5月16日
こんにちは、小栗ショウコです。
水曜日の午後、中高生がやってきました。
事前に「遊びに行っていい？」と聞いてから来る中学生と、
ふらっと立ち寄った高校生、
ごはんを食べに来た中学生と、
ピアノを弾きにきた高校生。
わー♪とお話が弾む子達もいれば、
淡々と話をする子もいるし、
さらっと来て笑顔で帰る子もいて、
それぞれです。
小学生と同じ部屋にいる事もあるけれど、
中高生のお部屋に入ると、
自分たちの好きな事や学校の事、部活の事など
すごいスピードでおしゃべりして、
ふー♪おちつくー♪とごろんとしながら音楽を聴いたりして、
本当にリラックスしている様子が伝わります。
この日は来なかったけど、他の高校生は
ごろんとしていつの間にか寝てしまう子もいるくらい。
何の問題もなさそうな子たちだけど、
それぞれに抱えている葛藤はあって、
その葛藤が小さいうちにポロポロと吐き出せる場所が
この子たちにとってはあっとほーむです。
コロナ禍で自ら命を絶つ人が多くなり、
「あの時話を聞いてあげられたら」とか
「相談してくれればよかったのに」とか、
周りにいる人は悔やんでも悔やみきれない事でしょう。
小さいうちだけが子育て支援ではなく、
10代以上の死因第一位が自殺であるという現実を変えるべく、
私たちがあっとほーむに関わっている子どもたちを全力でサポートし続けます。
あっとほーむでは、
中高生が来た時に聞き役になる大人を配置する費用、
お茶したり音楽聞いたりする費用、
時にはご飯を一緒に作ったり食べたりする費用等、
中高生支援の費用はすべてご寄付で対応させていただいています。
引き続き、多くのみなさまからの応援をよろしくお願い致します
認定NPO法人あっとほーむ代表理事
小栗ショウコ
1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後ＮＰＯ法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。
神奈川県子ども子育て支援奨励賞、
横浜市男女共同参画推進賞、
内閣府特命担当大臣賞、
浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。
ＴＶや新聞、雑誌の取材多数。
共著「誰も教えてくれなかったほんとうは楽しい仕事＆子育て両立ガイド」を出版。
日経ＤＵＡＬでも定期的にアドバイザーとして掲載され、行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、ＮＬＰなどのコミュニケーショントレーニング、ＩＳＤ個性心理学を学び、
働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。
横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、
思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。
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