こんにちは、小栗ショウコです。
小学生の夏休みが始まり、あっとほーむには朝8時から子どもたちがやってきます。
長い時間過ごすという事は、楽しい事もたくさんだけど、友達と意見がすれ違ったりうまくコミュニケーションが取れずに小さな衝突も増えてきます。
例えば、誰かとケンカをしても
「自分は何もしてない」
「相手が先にやったから(自分もやった)」
「自分もやられたし!」
という事から始まり、
正義感が強いとお互いに自分のやり方が正しいと衝突することもあります。
また、失敗や怒られることを怖がる子は、
ちょっとした事で落ち込んだり、逆ギレしたりもします。
これらは、個性や脳の発達、
家庭環境や保育園時代の経験、小学校生活での影響など
様々な事が起因しています。
でもね、
ケンカしても失敗しても怒られることも、悪い事ではないと気づくと、
人のせいにしたり自分を責めたり逆ギレしなくなります。
これ、大人も同じですよね。
大人でケンカするってなかなかないけど(ある?)、
失敗した!とか怒られた!と思う事ってありますよね。
若い頃の私は、失敗したり怒られた!と思うと、恥ずかしさや怒りを感じて
自分は悪くないと思ったし、人のせいにしたし、環境のせいにもしました。
人によっては、自分はなんてダメなんだって落ち込むこともあるのでは?
私はね、散々そんなことを繰り返して気づきました。自分の成長につながらないってことに。
人や環境は変えられない。
自分が変われば相手も環境も変えられる。
そこに気づいたのは、相当大人になってから。
もっと早く気づいていれば、今よりちょっとだけ成長出来ていたかもしれません。
小学生で気づいて行動出来る事は難しいと思うけど、
失敗したり怒られてもいいから、次に同じことを繰り返さないために自分は何を変えればいいのかって考える習慣が出来たら素晴らしいですよね。
ということで、夏休みに入って小さなケンカが増え始めたあっとほーむでは、
子どもたちに考えてもらっています。
今と同じケンカや失敗をしないために、自分が何を変えればいいのかと。
先日は1年生の男子たちも、自分はこうしてみる!と目標を言葉にしていました。
考えても気を付けていても、次も、その次も同じ失敗をして同じことで怒られてもいい。意識して考えて行動しようと試みる事が大切だと私は思います。
あっとほーむでいっぱいケンカして、いっぱい失敗して、いっぱい怒られて成長しようね。
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認定NPO法人あっとほーむ代表理事
小栗ショウコ
1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後NPO法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。
神奈川県子ども子育て支援奨励賞、
横浜市男女共同参画推進賞、
内閣府特命担当大臣賞、
浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。
TVや新聞、雑誌の取材多数。
共著「誰も教えてくれなかったほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド」を出版。
日経DUALでも定期的にアドバイザーとして掲載され、行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、NLPなどのコミュニケーショントレーニング、ISD個性心理学を学び、
働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。
横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、
思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。
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