こんにちは、お迎え付き夜間保育&
横浜市都筑区承認学童保育の
認定NPO法人あっとほーむの川田です。
防災ナイトとは、
夜に電気、ガス、水道がすべて止まってしまった想定で
過ごす訓練で、隔月で実施しています。
そんな防災ナイトの前に、夕方の子どもミーティング後、
みんなで冬の防災について学びます!!
27年前の冬に関西の方で発生した大きな地震と、
火災が起きたことを知ってる?
被害が一番大きくなる季節と言われているのが
冬なのはどうして?などの話をしながら
冬の防災対策についてみんなで確認しました。
毎年確認しているので、
子どもたちは火災と寒さの対策の重要性や
備えないことの危険性をよくわかっています。
そんな真剣な話を終え、お待ちかねの防災ナイト♪
いつもアルファ米を食べていますが、
今回はカセットコンロを出して鍋でお米を炊きました。
いつもはお水をたくさん使ってお米を研ぐけれど、
災害時にお水は大切に使わなければならないので
少量でお米を研ぐ方法を小栗さんから教わりながら
「おみずつめた~い!」と準備をする子どもたち。
非常食は子どもたちとスタッフたちも食べ、
美味しいと評判だったものをストックしていますが、
今回はお店で新商品が出ていたので
お試しで一つだけ買ったパンがありました。
そのパンに気づいた5年生Yちゃん。
「おいしそう!食べてみたい!」と言った後、
「ほかに食べたい人いる?」と
他の子たちに声を掛けていました。
みんな「たべてみたい!」とのことで、
全員が食べられるように切り分けました。
そして、スタッフたちにも「食べてね!」と
お皿に乗せて渡してくれました。
この、他人を気遣う優しい気持ちは
災害時は特に大切ですよね。
自分も大変、みんなも大変。
自分も辛い、みんなも辛い。
そんな時でも、そんな時こそ、
ほんの少しでも相手を思いやる心を持つ。
Yちゃんのように大人に言われなくても
自然と行動できるようになるために、
他の子たちも日常の場面で声掛けをしています。
毎日のおやつの時間。おかわりする場合、
自分も食べたい。みんなも食べたい。
ジャンケンじゃなくて、他の方法はないか?
そのようにみんなのことも考えて
行動できるようになるために、子どもたちは
その方法や心の在り方について日々学んでいます。
「これ、すっごくおいしかったね~!」と、
みんな大満足の防災ナイトでした♪