こんにちは、小栗ショウコです。
普段は小学生がたくさんいるあっとほーむですが、小学校を卒業した子たちもふらっと遊びに来れるようにしています。日本の制度は年齢で区切るので、卒業したらはいさよならって感じですが、本来は子どもから大人まで年齢関わらず過ごせる居場所が必要です。
今日は新学期が始まって授業や部活がまだ短い時間で終わったようで、中高生3人が集まりました。(偶然)
3人以外にも、定期的に来ている子、ふらっと来る子、年度の区切りの時期に来る子など様々ですが、中高生たちがあっとほーむに来る理由は”話を聞いてくれる人”がいるからです。私だけでなく、スタッフ1人1人と小学生時代に濃密な関係を築いた子たちは、中高生になって感じるいろんなことを、親や学校の先生ではなく、小さい頃から知っている大人に聞いてもらいたいときだってあります。また、ここに来れば昔のように話が出来る友達がいることも大きい理由です。
世の中には、問題がある子、課題を抱えている子などを支援する対策はたくさんあるけど、そうならないように支援する中高生の対策はほぼありません。これはね、大人も同じ。だけど立ち直れなくなってから支援しても遅いんですよね。
どんな大人もこどもも、何らかの不安や痛みを抱えながら頑張って生きています。例えば自分の出来なさ加減に自信を無くしたり、将来のことを考えて不安に襲われちゃったり、ほんのちょっとした心のすれ違いで傷ついちゃったときや、子どもだったら学校に行っているけど辛い時、親とうまくいかなくて毎日が修羅場の時など、あっとほーむはそうして不安や痛みを抱えながら頑張って生きているみんなの心の拠り所になるべく、卒業した子たち、大人の皆さんの居場所としても機能しています。
ーーー
【あっとほーむを応援】
子どもたちの「食」を応援したい、
子どもたちの「体験」を応援したい、
分野を限定せず幅広く応援したい等、あっとほーむへのご寄付を受け付けております。