こんにちは、小栗ショウコです。
こども食堂の知名度が上がってきましたが、あっとほーむではもう24年前から子どもたちに夕食を提供しています。
保育の一環なのでこども食堂とはまた違いますが、保育園や幼稚園又は学童保育所などは19時とか20時までなので、それではお迎えが間に合わないという共働き家庭の子どもたちがあっとほーむで夜ご飯を食べています。
20年ほど前は毎日10-15人程度が利用していましたが、働き方改革も浸透して来て、子どもがいる人は仕事を切り上げて早く帰れるようになってきました。だけどコロナ禍で注目されたエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちにとって、保育園や小学校が休園休校になってしまうと働きに行く事は出来ません。
医療関係者が子どもの預け先がなくて出勤できず、診察できない!なんてこともコロナ禍ではありましたよね。夜間の子どもの居場所がなければ、皆さんや皆さんの大切な家族がいざ病院に行っても、先生や看護師さんが「保育園に間に合わないから処置出来ない!」なんてことになりかねません。あっとほーむでは開業当初から医療や福祉、公務員など市民のために働く親の子どもを対象にお迎え付き夜間保育をしてきましたし、今も半数が医療をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆さんです。
そんなあっとほーむの今週月曜日の夕食は筑前煮!
前日に相葉マナブというテレビ番組で筑前煮の作り方を紹介していて、それを見た子が「筑前煮食べたかったんだー!」と、笑顔でおかわりしていました。
実家が近くにあればおじいちゃんおばあちゃん又は親せきのおじちゃんおばちゃんが担ってくれるかもしれないこんな夕食の光景は、近くに頼れる親族がいない家庭にとってはあっとほーむがその代わりです。
血がつながっている親族に預けるのは良くて、血のつながりはないけど働くパパママや子どもに愛情と責任をもって預かる私たちがダメなんてことはないのです。これが社会で子どもを育てるということです。
夜間保育でも、ファミリーサポートでも、こども食堂でも、様々な事情を持った家庭の子どもが立ち寄れる場所がたくさんあればいいですよね。
ーーーー
【あっとほーむを応援】
子どもたちの「食」を応援したい、
子どもたちの「体験」を応援したい、
分野を限定せず幅広く応援したい等、あっとほーむへのご寄付を受け付けております。