こんにちは、小栗ショウコです。
あっとほーむでは昨年4月から一年間、公益財団法人日本フィランソロピック財団様からの助成を受けて、「小学生による外国人向け地域生活情報発信」をいう企画を進めてきました。
同じ都筑区内で外国人家庭を支援するNPO法人Sharing Caring Cultureさんに協力をいただきながら、外国人家庭がどんなことに困っているのかをインタビューしたり、一緒に遊んだりしながら進めてきました。
最初は面白そう!とたくさんの子が参加しましたが、最後までやる!と残ったのは2年生から6年生までの5人です。
プレゼンテーションを完成させるまでに何度も会議を重ね、パソコンに向かって自分たちでタイピングして、文章を直したり何度も練習してこの日を迎えました。
学校や塾や習い事もある中、また他の子が遊んでいる中でも会議に参加し続けたことが5人のやる気を象徴しています。本番前に改めてなぜ最後まで参加できたのかと聞くと、「外国人親子のことを知りたいと思った」という意見が。
そして本番を迎えた子どもたち。
外国人親子を前に、練習した以上の成果を出していました。
終了後、「うちの子が入学する前に聞きたかった!」「知らない情報も入っていて役立つ!」「小学生の目線で話をしてくれてよかった」などのご感想をいただき、自分たちが取り組んできたことが役立ったんだ!と実感したようです。
この企画は、私・小栗ショウコが毎年実施している小1の壁講演会を英語でみんなに伝えてもいいかと問い合わせしてくださったNPO法人Sharing Caring Cultureさんがいて、大人から大人への説明も必要だけど、小学生の目線でお伝えする事も絶対役に立つはず!と思って始めたものです。
そこから子どもたちに「こんな風に困っている人たちがいるから、みんなが当たり前だと思っていることでもきっと役に立つからやってみよう!」と声をかけて取り組んできました。
最後まで取り組んだ子は、学校や塾や習い事もやりながら、この企画を手放さず優先して取り組んでくれました。一年間の長期企画をやり遂げた事が、5人の成功体験になりました。私はものすごく感動していますし、5人を尊敬します。ほんとに素晴らしい!
これまでの一年間の取り組みや同日の様子は別途動画にして一般公開しますので、全国で同じような取り組みを考えている皆様の参考になさってください。
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