こんにちは、小栗ショウコです。
保育園や幼稚園では毎日工作をしたり(制作という事の方が多い)、先生がたくさんの遊びを先導してくれたりして過ごしますが、小学校は学びの場なのでそのような時間はなかなか取れません。
でも、あっとほーむではそれが出来るんですよね。学校や習い事のように、決まった目標に向かって技術を習得するのではなく、子どもたち自身が自由な発想で遊びを考えて行動する場所です。おうちだと1人又は兄弟で遊ぶ、又は近所の仲良しのお友達と遊ぶという小さな集団でしか遊びができないけれど、あっとほーむでは1年生から6年生、時には中高生もいるし、大学生もアルバイトとしているので、年齢も性別も学校も違う子たちが集まる小さな社会です。
そこでは、自分が楽しいだけではなく、どうしたら自分もみんなも楽しめるんだろう?他の子が楽しい事は何だろう?って考える習慣も身に付きます。
3年生のAちゃんは工作が得意なので、おうちでお母さんといろんなものを作り、「これは1年生にも出来るかも!」とアイデアをたくさん持ってきてくれます。そうやって自分以外の子のためになることを考えるって、小学生で出来ましたか?私は出来なかったなー。
「見て見てー、私こんなの作ったんだよー」って自慢するだけでなく、「見て見てー、これ1年生が楽しめるかもー」という発想になるのは、これまで自分もそうしてもらってきた実感が持てたとき。(してもらったからではなく、してもらったと実感した時です)
こうして誰かが誰かのためにやっていることは、必ず周りの誰かが見ています。
そして次は見ていた誰かが誰かのために何かをしてくれます。
年上の子がロールモデルになって、自分もそうしてみようと思えるのは年齢の違う子たちが集まるあっとほーむだからです。
さてさて3年生Aちゃんの工作は、夏休みの工作として取り入れていきます。1年生たちが楽しくやってくれるといいなー。
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