こんにちは、小栗ショウコです。
子どもたちがいないお休みの日、あっとほーむではスタッフ研修を実施しました。
日々のミーティングとは別に、感染対策や虐待など、責任を持って子どもたちを守るための知識を定期的に積み重ねているのです。
この日は主に虐待と保育安全計画、応急手当など、保育事業として実施するために必要な研修を含みました。
虐待に関しては、令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は219,170 件(速報値)で、過去最多です。(こども家庭庁HP)
また、文部科学省のデータによると、子ども(児童生徒)の自殺者数は令和3年で473人。
学業不振、進路に関する悩み、親子関係の不安、家族からのしつけ、叱責で、半数以上を占めていますし、10才から39才までの死因第1は自殺で、69才まででも第5位に入っているほど自殺者が多くいます。
私たちのように日々子どもと保護者に関わる居場所の役割は、これらの虐待や自殺を予防する事も含まれます。
裕福そうに見える、幸せそうに見える家庭でも、ほんとちょっとしたきっかけで虐待に至る事があります。虐待だけじゃなく、自殺や一家心中なども、「幸せそうに見えたのに」とか「そんな様子はなかったのに」と言う声の中で発生します。
だからこそ、「寄り添う」だけでなく、心の内を聞き出すスキルも必要で、尚且つそれらをスタッフで共有し、必要に応じて関係各所と連携を取ることをしています。
あっとほーむの特徴は、そこにご支援者も入る事。
保育園や普通の学童保育では難しいけれど、認定NPO法人だからこそ、ご支援者の力をくわえて子どもや保護者を支えています。
子どもたちに豊かな経験を積んでほしい、
子どもたちの食を支えたい、
ひとり親や療養・介護中などの家庭を支えたい、というご支援者の皆様のおかげで、様々な家庭環境の子があっとほーむを利用できています。
先に書いたように、裕福そうに見える、幸せそうに見える家庭でも、ほんとちょっとしたきっかけで虐待に至る事があります。虐待だけじゃなく、自殺や一家心中なども、「幸せそうに見えたのに」とか「そんな様子はなかったのに」と言う声の中で発生します。
世界中のすべての子どもを救うのは、私たちのように日々子どもと関る地域の大人です。
あっとほーむ1つの力は小さいけれど、ご支援者の力を借りながらご縁があった子どもたちを支え、
あっとほーむのようなところを立ち上げたいという想いでここで学び、起業する仲間が増えていくことで世界中の子どもたちが幸せになれる事を願っています。
小さなあっとほーむから世界を見据えるスタッフ研修になりました。
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