こんにちは、小栗ショウコです。
お泊りした子たちは、青少年野外活動センターを出るまでにお掃除をしないといけません。今回は5年生男子が男子チームリーダーとして、4年生女子が女子チームのリーダーとして活躍してくれました。
水回りのお掃除をしている女子たちを見ると、一度終わったけれどチェックリストをみてやってないところがあると気づいて再度動いてます。
が。
1人だけもう電池切れちゃったよう動かない子に、リーダーの女子が声を掛けました。
「どうして行かないの?」
「他の子がやってるからYちゃんも行ったら?」と。
こうやって書くと、責めているようにも感じられるけど、すごーく優しく優しく言葉をかけています。
とどめの一言は、「Yちゃんはさ、おそうじとっても上手だから最後までやれると思うよ」と。
この一言でYちゃんが笑顔で「うん」とうなづいて残りのおそうじに参加していきました。
決めたことをやらない子に対して、どうしてやらないのか!と責めることもできます。
私はこれだけやってるだから他の子も同じくらいやるべき!と正論をぶつけることもできます。
でも、相手を褒めて行動を促すのはすごいと思いませんか?
子どもは、周りにいる人の影響を多大に受けます。
自分が同じ状況の時、責める親だったら当然その方法しかわからない。正論をぶつける親だったらそれしかわかりません。
今回褒めて行動を促した子は、当然お父さんお母さんが日ごろから褒めて伸ばしているからこういう行動ができたんですが、親だっていつも優しく褒めて伸ばすことができるわけじゃありません。わかっていても出来ない時だってあるし、やってるつもりでもできてないこともある。そんな時に必要なのが親以外の大人が周りにいることです。
あー、こうすればいんだ!
あー、こうするのはダメだなーってことも
子どもは周りの大人から学んで成長していきます。
あっとほーむが私だけでなく、複数のスタッフがいるのは、もちろん安全管理が一番ですが、大勢のいろんな価値観の大人に接することが子どもの成長に役立つからです。
褒めて行動を促すのは、スタッフ武田さんが日ごろから当たり前のようにやっていること。リーダーさんたちはたけださんのような優しい大人になるんだろうなーと思った出来事でした。
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