こんにちは、小栗ショウコです。
私は大学や男女共同参画センター、そしてあっとほーむでも社会的起業についてお話ししています。そこでは、今そこにあるモノやコトに疑問や改善の余地があると気づくことが第一歩だとお伝えしていて、あっとほーむの子どもたちにもそれを伝えて実践してもらっています。
これね、難しいことではなく誰でも自分の生活の中でやっていることです。
特に子育て中のお父さんお母さんについては、子どもの洋服1つとっても、穴が開いている、サイズが小さくなっている、汚れていると気づき、状況に合わせて直したり新しいものを買ったりしていますよね。まず「気づく」、次に「解決方法をいくつか考える」、そして「実行する」の3つのステップを踏んでいます。
子どもの洋服に穴が開いていることに「気づき」、
穴をふさごうか、ふさぐならどの方法にしようか、新しい洋服を買おうか、それともそのままにする?と、いくつかの「課題解決方法を考える」。
そしてそれを「実行する」
解決しなかったらまた別の方法を実行する
という手順を踏んでいると思います。
あっとほーむでは「家族でもない、同学年でもない子たち」でこの手順を踏みながら解決する機会を作っています。同じ地域に住んでいますが、価値観は様々。違う価値観の子たち同士で3ステップを踏むのです。大人になる前に、違う価値観の人同士でも協力しながら課題解決できるという経験を積むことで、社会性が育っていきます。
今は、色鉛筆やマジックを入れる箱が重なると取りにくいことに「気づき」解決中。これ取れにくいよねーと言ってるだけじゃなく、誰でも取れるようにするためにはどうしたらいいのか?をみんなで意見を出しながら実行しています。
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