お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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あっとほーむの日々の様子

あの日を忘れない

2023年3月11日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

3月11日が近づくと、「あの日を忘れない」と言う言葉が使われるようになります。

あっとほーむも同じで、あの日大きな揺れに見舞われ、各小学校に子どもたちを迎えに行き、お父さんお母さんたちが帰ってくるまでたくさんの子たちがここで過ごしました。中には都心から帰ってこれず、一晩過ごした子もいます。いつも集まる場所で、いつもと同じメンバーで、そして楽しくお泊りしたこともある場所ですから、子どもたちは不安を抱えていた反面、あっとほーむに集まってとても安心しているようでした。交通機関が止まった中で歩いて向かっているお父さんお母さんたちも、子どもがあっとほーむに到着したことを知ると安心したとおっしゃる方も多かったです。

 

それでも避難訓練はしていましたが、それから毎月の避難訓練と2か月に一回の防災ナイトは欠かせないものとなりました。

 

今月も地震の際の避難訓練と、夜は電気やガスや水道を止めて過ごす防災ナイトを実施しました。子どもたちにとっては暗い中で防災食を食べたり遊んだりすることが楽しいようで、いつも和気あいあいと過ごしています。←この楽しめる気持ちが大切!

(↓暗い中でもライトをつけて楽しくお食事中)

 

地震も津波も、そして子どもを狙った犯罪が多くなっている社会で、子どもたちの命を守るのは簡単な事ではありません。あっとほーむはこれからもずっと、私たちスタッフと保護者と子どもたちが協力して訓練を重ね、みんなでみんなの命を守る取り組みを続けていこうと思います。

 

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釘付け

2023年3月8日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

あっとほーむは保育園児から小学生の保育をしていますが、中学生以上の居場所でもあります。

定期的に来る子もいれば、ふらっと立ち寄る子もいて、この日は久しぶりに中学生のDくんがやってきました。

 

何もしなくても中学生Dくにんには小学生男子たちが集まって来るのですが、この日はルービックキューブを持ってきてくるくる回すものだからみんな釘づけです!

 

実はこんな光景、縦割り制度の日本ではあまりありません。

小学校に入る前の子、小学生、中学生、高校生や大学生に振り分けられ、特に日本では留年もないので同じ年に生まれた子たちのつながりが強く、例え小学校で学年を超えた交流が出来たとしても、個別に学校外で遊ぶ仲にはなかなかなれません。

 

でも社会に出たら同学年と共に過ごすより、異年齢と過ごすことが多いはず。

だから小学生時代に年齢の違う子たちで遊んだりケンカしたりしてコミュニケーション方法を学んでおけば、それ以降の人間関係に悩む事は少なくなります。小学生時代に思いっきり遊ぶ事で後の幸福度が上がる事はもう社会の統計上も私の経験上も分かっている事です。思いっきり遊ぶのは、自分がただただ楽しい事をする事ではなく、多くの友達と遊びながらコミュニケーションスキルを上げていくという事です。遊びは最大の学びなんですよね。

 

保育園児から中学生までが集まり、高校生や大学生はアルバイトで集まったりと、年齢を区切らず過ごせるのがあっとほーむの魅力です。

今、中学生にくぎ付けになっている小学生もあと5年したら中学生。その頃今度は彼らが小学生をくぎ付けにする光景が見れたらいいなーと思いました。

 

 

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優しい男子たち

2023年3月3日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

4月には新1年生を迎えるあっとほーむ。今月はそんな新1年生が体験利用する日があります。

この日は女子1人。

最初からずっと近くにいてくれる男子もいれば、時々顔を見に来ては声をかける男子も。そして外遊びではいつも思いっきり投げるドッチボールの前に、新1年生のための時間を作ってあげてー!とお願いしたら、ボールを渡しては投げて・・・という遊びをしてくれて、新1年生もにっこにこ。

1学年違うだけでも体力は雲泥の差。ボールを取ったり投げたりすることも自分たちの様には出来ないとわかると、本当に優しくそーっと投げてくれていました。

 

優しくしてくれていたと保護者にお伝えしたら「家では妹にいじわるしたりケンカするけど・・・」と言われていたお兄さん男子たち。こうやって自分のきょうだい以外の小さい子にどう接してどう遊んでいくのを体験しながら学べるのがあっとほーむの強みだなと思います。

社会では年齢も性別も育った環境も価値観も違う人と、どうコミュニケーションを取っていけるかがポイントになります。

あっとほーむは小さな社会であり、年齢も性別も育った環境も価値観も違う仲間と試行錯誤して自分らしさを見つけてコミュニケーションを学んでいける場になっているなーと感じた一場面でした。

 

 

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大切な気持ちを伝えあう

2023年2月28日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

あっとほーむでは月に一度お誕生日会を開いています。

お誕生月の子にみんなでハッピーバースデイの歌を歌って、シフォンケーキ、ガトーショコラ、チーズケーキを頂く日です。

 

2月は5年生Yちゃんのお誕生日にお誕生日会をしてみました。

2才から来ているYちゃんが、今では低学年の男子たちを仕切る頼りがいのあるお姉さんになりました。ケーキ類はいつもYちゃんのママがご寄付してくださるお砂糖を使い、小麦粉じゃなくて米粉で作った手作りケーキで、ガトーショコラが一番人気です!

子どもたちのお誕生日だけでなく、スタッフも含めてお祝いするのがあっとほーむスタイル!

子どもにはお誕生日にみんなの寄せ書きを、大人にはお花をプレゼントしています。

子どもも大人も、あっとほーむに関わる人はみんな大切な人。だからみんなで大切な気持ちを伝えあう。

お誕生日会はその気持ちが表れる大切な行事です。

 

ちなみに、誕生日会の歌を歌って寄せ書きを渡したらケーキバイキングの時間です♪1人2つ、どれを選ぶかは自分で決めます。

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キレイに仕上げることが目的ではない

2023年2月27日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

あっとほーむの玄関には、毎日のおやつや夕食のメニューを書いたブラックボードが置いてあります。

あっとほーむにやってきた子どもたちはこれを見てくれるのですが、おやつのメニューを見て気分が上がる子、そこに書いてある絵を見て気分が上がる子など、同じものを見てもどこに気持ちが惹かれるのは本当にそれぞれです。

普段は大学生(美大生)が絵を描いてくれていますが、小学生が少し早めに下校してきたら一緒に書くこともあります。

みんなで相談しながら・・・という事もありますが、途中から面白くなってほぼ落書き・・・いや芸術作品になっていき、しっかり見ないとおやつや夕食のメニューがわからないことも(^^;)

でもね、キレイに仕上げることが目的ではなく、子どもたちのやりたい気持ちを叶えることが目的なので修正はしません。

 

だって、ブラックボード一つ書くのだってなかなかない経験。大人でもこういうもの書いたことが無い人もいるのでは?専用ペンで、太い線や細い線を使い分け、ボード全体のバランスや配色を考え、何よりこれを見た人の気持ちが上がるように書いていくのは結構高度な技です。

 

何もかもデジタル化されていく時代の中で、手書きの作品を仕上げられるのは貴重な経験です。春休みに入ったら、小学生が描くことが多くなりますので、あっとほーむ前を通る皆様は是非ご覧になって、今日はどんな子が描いたのかな?と想像してくださいね、

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