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思春期入口の4年生―6年生 その1

思春期入口の4年生―6年生 その1

2020年7月10日

学校が始まり、マスク着用や三密を避けるなど、子どもたちは多くの制限の中過ごしていますね。

連日の報道や災害のニュース映像、それに伴う大人たちのストレスが

知らず知らずのうちに子どもたちにも影響されています。

 

未就学児も、小学校低学年にも、中高生、大学生、そして大人だってストレスを抱えて大変です。

その中で、今回は小学校4年生―6年生、思春期の入り口と言われる時期の子どもへの対処法について書いてみます。

 

 

身体も心も脳科学的にも、

親からのさらなる自立、

もう小さい子じゃないという気持ちが強くなります。

友達や周りの大人の言葉や行動に一喜一憂し、

辛いとか怖いとか悲しいとか、

そんな気持ちをなかなか表面に出すことができなくなる。

 

 

 

毎日一緒にいるお父さんお母さんからすると、

もうなんでも自分で出来るように見えてしまいがち。

 

 

留守番や、買い物や、塾や習いごとへ1人で行くとか、

おやつやごはんを一人で食べるとか、

そんな”作業”は出来るけど、

本当はドキドキしていたり、

本当は一人で留守番している時に大きな音が聞こえたら怖いし、

本当は暗くなってから1人で歩くことも怖い。

でも平気なふりをしてしまうんだよね。

で、気づいてくれないお父さんお母さんにちょっとイラっとしたりして。

 

 

4年生からの思春期入口の子ども達。

親から見たら、言う事聞かなくなったし、わがままで自分勝手で気分屋に見えるかもしれないけど、

まだまだ子どもで、まだまだ本当は甘えたい時期。

 

 

 

「もう1人で出来るでしょ」

という言葉を、

「どう?1人で出来る?できないならいつでも言って」

という言葉に置き換えてみてください。

 

 

「大丈夫だよ、もう1人で出来る!」

と言われたら、「何かあったらいつでも助ける!」と伝えましょう。

 

 

言葉にしないと伝わりませんよ。

 

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