お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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思春期入口の4年生―6年生 その2

思春期入口の4年生―6年生 その2

2020年7月10日

小1の壁ならぬ、小4の壁と言う言葉があります。

 

4年生になると、低学年優先で4年生以上はやめないといけない学童があったり、

逆に子ども自身がもう学童に行きたくないと言ったり。

そうすると、

1人で留守番できるし、

塾や習い事へも1人で往復できたりして、

もうお父さんお母さんと子どもという大人2人子ども1人の感覚から、

大人3人の感覚になっちゃいます。親が。

 

でも本当は甘えたい時期だということは前回書きましたが、

もう一つ注意すべきことがあります。

 

それは、

子どもが「行きたい!」と言うところへ行かせてあげる事。

 

塾にお金がかかる時期だから、

なかなかお金がかかるところに行かせられないのもよーく理解できますが、

我慢させてばかりだと、後々、本当に思春期になった時に影響が出ます。

 

塾や習い事や学童保育も、

「お金がかかるから無理」

「高いからダメ」

という理由で親が決めると、

もう親に交渉するのを段々と諦めてきます。

それは親からしたら、言う事を聞いた状態なんですが、

こういうことが続くと、

気づけば子どもに笑顔が無くなっていたり、

会話をしても何だかめんどくさそうに答えるだけとか、

楽しいことを提案しても「別にいい」と言うだけになっちゃったりします。

 

親が思うよりも甘えたい時期ですが、

親が思うよりも何も考えずに「〇〇へ行きたい!」と言っているわけではありません。

 

 

例えばあっとほーむだって、

お父さんお母さんからみたら、

4年生以上の子が遊びに行かなくてもいいところに思っちゃうかもしれないけれど、

子どもがあっとほーむに行きたい!というのは、

ここで遊ぶのが目的ではなく、

ここでお友達や大人と話をして自分の気持ちを癒したり高めたりすることが目的なんです。

そんな風に自分の目的を言葉にして伝えられないだけなんですね。

 

塾や習い事に行きたいというのは、

そこにいる友達や先生と楽しい時間を過ごすのが目的で、

勉強して成績が上がることはや

習い事が上手になるのは

それに付随するプレゼント程度だと思っています。

子どもからしたらね。

 

 

 

 

4年生以上になっても、「行きたい」というのなら、

それはもう子どもの心の中には明確な目的があるのです。

 

 

親の一存ではなく、

自分で考えて「行くのは無理」だと決断するまで、

あるいは、「あれを節約してでも今はここに行きたい」と決断できるまで、

家族会議を開いて子どもが決断できる環境を作ってあげましょう。

 

 

3年後、本当に思春期に入った頃、良い関係性を築くために、

もう子どものことは大人扱いしましょう。

社会のことや家計の事など、ちゃんと教えてあげる。

1人で出来るまでサポートする。

褒めて伸ばしてよい関係性を意図的に作りましょう。

新入社員を教育するつもりでね。

 

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