こんにちは、あっとほーむ事務局の阿部依里子です。
昨日3月9日は、企業様にて「小学校入学までに知っておきたい大切なこと」という題で、小栗さんと、書籍共著出版をされた松蔭大学准教授・田中聖華さんが登壇されました。
今回お話させて頂いたのは、大手金融システムのインテグレーター企業様。男女ともにはたらきやすく、活躍できるようにと、従業員の方を支援する体制を整えていらっしゃる大手の企業様です。
自身も働きながら子育て中という担当者さんとの事前打ち合わせでも、様々な取り組みと従業員の方々の声を伺いました。今回は今春、来春小学校入学するお子さんをお持ちの従業員の方を中心として、「小1の壁」の不安を払拭して、子どもたちも働くパパママ自身も変化がめまぐるしいこの時期も、安心して仕事に集中できるようにと小栗さんへ講演の依頼がありました。
最近、こんなふうに働く人のことを考えて、様々な取り組みや改善を行っている企業様から講演やセミナー開催のご依頼が増えてきました。中には小栗さんと田中さんの共著『だれもおしえてくれなかった ほんとうはたのしい仕事&子育て両立ガイド』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2013)を読んで、「勇気づけられた。同じ職場で働く人にも伝えたい。」とお声をかけてくださった企業さんもあります。
講演では、小栗さんが18年間子育て支援者として、子どもたちやママパパに寄り添ってきたからわかる子どもたちの変化や不安、そしてその解決法をたくさんの事例をまじえてお話しました。
あっとほーむを利用してくださる保護者の方々は医療、介護、行政、メディア、教育関係などで社会を支える大切な仕事をしている方々です。子どもに愛情いっぱい接したい、社会の役にたちたいと出産後もキャリアをあきらめずに、たのしく仕事と子育てを両立してきたロールモデルを紹介しました。
小学校入学前だけでく、その後もずーっと子育ては続いています。現在だけでなく、子どもたちの将来の変化を分かって今どんな対応をするかが大事になってきます。保育園のときから思春期をすぎた子どもたちまでを保護者と共に見守り、保護者の方々とも密に信頼関係を築いてきた小栗さんだから伝えられることばかりのお話でした。
そして、あっとほーむの元ご利用者でもあり、働く女性のロールモデルの一人である田中聖華さんの声も届けました。キャリアデザインや組織開発研究をしている田中さん。今回はママとしての経験や両立のコツをお話してくださいましたが、小栗さんとともに企業で働く方々が輝く働き方セミナーを企画し、その中では両立セミナーに加えて、専門家として管理職の方々に向けたセミナーも担当してくださいます。
小栗さんは子育て支援と働く女性支援の視点。田中聖華さんはキャリアデザイン、組織開発の視点。お二人の専門分野を交えることで、対策や制度を立ててもうまく運用できない、なかなか不満の声がなくならないと悩みをもつ企業様の課題を一緒に解決していけるようにご提案しています。
お悩みの方がいらっしゃたら、ぜひお声をかけて頂ければと思います。