こんにちは、小栗ショウコです。
子育て支援をしていると、自己肯定感って言葉は毎日のように意識しますし、
大人の起業支援や経営コンサルティングをしていても、同じように自己肯定感について考えます。
子ども時代に家庭と学校と地域で褒められる経験などが多ければ多いほど自己肯定感は高くなるというデータがあります。
なのでとにかく褒めるようにと推奨する子育て法もあるんですね。
だけど実はデータをきちんと見ると、褒めるだけじゃありません。
多くの人は子育てを家庭に頼りすぎているけれど、自己肯定感や生き抜く力、高学歴高収入という多くの人が欲しいと思うものを手に入れている人は、家庭だけでなく、学校と地域という3つのカテゴリーにおいて、褒められること+αを得ています。
簡単にまとめると、
家庭においては、褒められること+家族行事。
学校においては、褒められること+係活動から部活動における責任あるポジション経験。
地域においては、褒められること+一緒に遊んでもらった経験。
これらの質が高く数多く経験することで、自己肯定感の向上や生き抜く力に結びつくそうです。
だから家庭だけ、親だけが頑張らず、学校や地域とのつながりを作ってあげることがほんとに大切。
特に小学校4年生以上になると、親からみたらもう一人でなんでもできると思ってしまうし、子どもも一人でなんでもできる!と言いきっちゃうんだけど、この時に地域とのつながりを持ち続けることが後に効いてきます。
上記に書いた+αには続きがあって、「進路や将来の不安を聞いてもらった経験」があるからです。
「進路や将来の不安を聞いてもらう」というのは、そういう話を言える関係性があるからこそ。
特に思春期だから、誰にでも話せるわけじゃない。小さいころから一緒に遊んでもらった人に話たいし聞いてもらいたいと思うのは当然のこと。だから小学校入学を機に、家庭、学校、地域の3つの居場所を子どもに用意して、それぞれの場所で子どもと信頼関係を築ける大人を見つけましょう。学童保育は地域という場所で一番重要な居場所になりえます。
目に見えない自己肯定感や生き抜く力。
それにどれだけ投資できるかで子どもの未来は変わります。
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認定NPO法人あっとほーむ代表理事
小栗ショウコ
1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後NPO法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。
神奈川県子ども子育て支援奨励賞、
横浜市男女共同参画推進賞、
内閣府特命担当大臣賞、
浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。
TVや新聞、雑誌の取材多数。
共著「誰も教えてくれたなかったほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド」を出版。
日経DUALでも定期的にアドバイザーとして掲載され、行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、NLPなどのコミュニケーショントレーニング、ISD個性心理学を学び、
働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。
横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、
思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。
あっとほーむのようなところを立ち上げたいという方はあっとほーむカレッジへ。
https://www.npoathome.com/childcareworker-service.html
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