【あっとほーむカレッジを卒業し、来年2023年に開業します!】
勝本 梨沙子さん
施設名:おうち学童スクール あおてあ
来年4月から事業を本格開始する勝本さん。
今回、開業までのストーリーを勝本さんにお伺いしました。
「縁あって、民間の学童スクールに勤め出したのは、私の育休が明けた2019年の春のことでした。
「学童スクールってどんなところだろう」期待と不安の中、私の学童ライフが始まりました。
でも、そこで目の当たりにした子ども達の姿は、私が期待していたものとは全く違っていました。
その学童スクールは、多彩な学習プログラムを売りにしていたのですが、子ども達は、プログラムを楽しむどころか、毎日の放課後に疲れ切っているようでした。それもそのはず、毎日の学習プログラムをこなす為、子ども達は宿題や勉強をすることばかりを求められ、思いっきり遊ぶことも許されず、「静かにしなさい」「参加しなさい」「勉強しなさい」といつも言われていたのです。
私は、毎日のわずかな自由時間に見せる、子ども達のキラキラした目を見ながら、「学習プログラムもこんな風に活き活きと参加してくれたらなぁ。」と紋々と考えるようになりました。でも、子ども達と向き合い過ごす毎日は、とても楽しく充実しており、そのうちに、「私だったら、放課後こんな風に子どもを過ごさせたいな。」という理想の学童スクール像に思いを馳せるようになりました。
そんな時に、たまたまネットで見つけたのが、小栗さんの「あっとほーむ」という学童保育でした。
「遊び」も「学び」も子ども達が主体性をもって活動している保育。そこでの環境は、まさに、私が理想としている学童スクールに近いものでした。すぐに「あっとほーむカレッジ」の存在も知り、そこからは毎晩のようにホームページを覗きに行くも一歩が踏み出せない日々…。
そして、意を決して、カレッジの受講申し込みをしたのは、それから1年も後のことでした。それからというもの、仕事の合間を縫って、学童スクールの開業に役に立つだろう様々な資格を取得する日々が始まりました。
子育て、仕事、資格取得と開業準備を併行してやることは、決して簡単ではありませんでしたが、私を取り巻く友人や家族が温かく見守り応援してくれたことで、楽しみながら前進し続けることができました。また、今年6月には県の起業家支援事業の助成金へ応募し、狭き門を通過したことも自信となり、開業への思いを後押ししてくれました。
そして、何より、私をここまで導いてくださり、相談すればいつも的確なアドバイスをくださる、小栗ショウコさんには本当に感謝しております。私にとって、小栗さんの存在は、本当に心強いものとなっています。
生徒募集を始めて2カ月。有難いことに、既に数人の入会者が決まっており、いよいよ本当に始まるんだなと、その責任の重さを感じています。
「おうち学童スクールあおてあ」は、子ども達が毎日を「のびのび」と過ごし、学ぶことを「楽しい」と感じることができる場を作ることを目指しています。そして、ここで過ごした子ども達が、これからのグローバル社会へ大きく羽ばたいていくための素地と、心の優しさ・たくましさを身につけてくれることを願っています。
私自身も感謝の気持ちとチャレンジ精神を忘れずに、これからも一歩ずつ、進んでいきたいと思います。」
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