宮尾 智美さん
NPO法人 アフタースクールにじのいえ
大阪府高槻市第一号承認の民間学童保育室を運営している宮尾さん。あっとほーむカレッジ受講中から開業の準備を行い、行政とも様々なやりとりをして連携していたことで、第一号として承認されました。また、開業前後も小栗さんの個別コンサルティングを受け、万全の体制を整えながら活動していました。
2016年1月の開業からすでに5年が経ち、その間にもにじのいえは賃貸の一軒家での運営から、新たに建設した一軒家での運営に変わりました。子どもたちが毎日の放課後を楽しくワクワク過ごせるようおけいこ教室や様々なアクティビティーを取り入れ、ブログ等には書けない子どもたちの普段の細かな姿を伝えるにじのいえだよりの発行を行っています。また、親子で夜ごはんを食べるにじのいえ食堂は、お迎えに来たあと一緒にごはんを食べれたらママも助かるだろうな、子どもたちもうれしいだろうな、生まれたゆとりが子どもたちと向き合うことに繋がるといいなということで始まり、ずっと続けてきました。いつもご利用者の声に耳を澄ませながら、安心しておうちのように過ごせる子どもたちのサードプレイスとして、地域の子育てを支えています。
毎日感染対策を徹底した緊張感の中活動をしていたコロナ禍でも、子どもたちや保護者に対して、笑顔を絶やさずに活動を続けてきた宮尾さん。想像以上に精神的にも肉体的にも大変な中、子どもたちの笑顔、保護者の方々の感謝の言葉で支えられたそうです。そして何よりご主人は一番の理解者で、ふたりのお子さんは将来にじのいえのスタッフになりたいという程、家族が一番のサポーターとなっています。自身の経験や人のつながりを活かしながら事業を継続できるのも、彼女がいつもすべての人、事柄に感謝を忘れず、身近にいる人たちはもちろん、社会や未来を見据えて活動しているからです。おうち保育園協会の定例会にもいつも参加し、経営者として学びを得ることを忘れません。にじのいえのホームページやFacebookには宮尾さんの想いだけでなく、事業継続のコツも散りばめられています。ぜひご覧ください。
協会会員一覧ページはこちらから。
https://www.npoathome.com/existing/ouchi_association#memberlists