こんにちは、小栗ショウコです。
5月-6月。
この時期、他の学童に慣れなくて困っているというご相談がよくあります。
特に大勢いるような学童でいつも一人で本を読むだけ・・・という子や、
習い事が多い学童では疲れてしまって大変とか、子どもの事をちゃんと見てもらえないとか。
多くの場合、保護者の判断で決めることが多い学童保育。
遅くまでやっているとか、
習い事が出来るとか、
送迎があるとか、
友達がいるからとか、
保護者の判断基準があったはずです。
でも、
子どもが慣れないのはそんな明確な判断基準ではなく、
自分の居場所だと感じられないからです。
初めての場所で、自分よりも大きいお兄さんお姉さんたちがいて、
それだけでも怖いよね、緊張しちゃう。
だから
いつも笑顔で声をかけてくれて、
一緒に遊んでくれて、
失敗しても助けてくれて、
小さなことでも褒めてくれて、
嬉しい時は一緒に喜んでくれる大人がいて、
いつのまにか他のお友達とも仲良く遊べるようになっていた。
これが居場所だと感じられるってことです。
これね、実は入る前に子ども自身がわかるんです。
だから親だけで決めるのではなく、子どもと一緒に見学に行って、
そこにいる子どもや大人の様子を見て、子ども自身が「ここがいい！」というところに決めるのが大切。
あっとほーむでは、これまでも子どもと一緒に見学に来てほしいということ、
子どもがあっとほーむがいいと言っていることを確認して入っていただいています。
だから慣れるのが早いし、もう楽しくて楽しくて帰りたくない！っていう子が多いんです。
この時期になっても学童が合わない、学童が楽しくないとお困りのご家庭は、
今一度地域の学童、或いは公民館やファミリーサポートやベビーシッターも含めて、
放課後をどう過ごしたいか、どこでどんな人といるのが自分の子どもにとってベストなのか、
子どもと一緒に考えて、他のところにも見学や体験にいってみてください。
今までのところを続けるのか、
新しいところに行ってみるか、
最後は子どもに決めてもらいましょうね。
認定NPO法人あっとほーむ代表理事
小栗ショウコ
1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後ＮＰＯ法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。
神奈川県子ども子育て支援奨励賞、
横浜市男女共同参画推進賞、
内閣府特命担当大臣賞、
浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。
ＴＶや新聞、雑誌の取材多数。
共著「誰も教えてくれたなかったほんとうは楽しい仕事＆子育て両立ガイド」を出版。
日経ＤＵＡＬでも定期的にアドバイザーとして掲載され、行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、ＮＬＰなどのコミュニケーショントレーニング、ＩＳＤ個性心理学を学び、
働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。
横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、
思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。
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