こんにちは、働く女性プロデューサー小栗ショウコです。
働く女性の仕事と子育ての不安や悩み、Q&Aにして記載しています。
同じように不安を抱えた働く女性の皆さんのお役に立てれば幸いです。
今日の質問はこちら!
【質問】
小学生の放課後の居場所、学校に付随している無料の居場所で充分よ!と
ママ友が言うんだけど、自分としてはちょっと不安です。
どうしたらいいですか?
【回答】
不安に感じる原因は何でしょうか?
設備?人数?指導員の様子?
不安を感じる要因は人それぞれですが、そもそも自分の子どもに「あそこで充分」と言う場所へ行かせるのが不安ですよね。
お金かからないし、迎えに行けない時は一人で家に帰らせてくれるし、放課後ってほんの数時間だからあそこで充分よ~という人もいるでしょうが、
あんまりお金がかかるのはつらいけど、子どもが安心して過ごせる場所を探してあげたいと思うなら、他の選択肢も検討してみましょう!
実は年間で考えると小学生の放課後の時間ってかなり長い!
毎日は数時間かもしれないけれど、小学校は代休があるし、夏休みも冬休みも春休みもあるから、放課後の数時間を過ごすだけの場所があればそれでいいってわけじゃないんです。子ども目線で考えたら、寝ている時間を除き、家にいる時間、小学校にいる時間、放課後の居場所にいる時間は大体同じくらい。だからこそ、「あそこで充分よ」という決め方ではなく、「あそこだったら安心」と思えるところにいてほしいですよね。
じゃあ、安心の基準って何だろう?
共著「誰も教えてくれなかったほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド」にも書きましたが、放課後の居場所にいる「先生」が重要。
平日に有給が取れたときには、是非放課後の子どもたちの様子を見に行ってみて。
先生が子どもにどんな声をかけているのか、子どもたちはどんな関係性なのかって、遊んでいる様子を見ればすぐにわかります。
お友達とのケンカ、ちょっとしたことで傷ついたり悩んだり、保育園時代には想像できないほど本当にたくさんの事を経験する小学校6年間。ほんとに様々なことが起こるので、そんなときに相談できる、一緒に考えてくれる先生がいることで、子どもにとっても親にとってもどんなに支えになるかわかりません。
でも、安心って言われているところはもういっぱいで入れないって聞くし・・・と諦めているあなた!
クチコミって、案外誰かの思い込みが入っていたりします。
例えばあっとほーむは、「もういっぱいで入れないらしいよ」と聞いていたという人が結構いるけれど、年度によっては空きがある時もあります!
だから気になるところには是非子どもと一緒に見学しに行ってみて!
小学校6年間の大切な時期を過ごす場所だから、「あそこで充分」という場所ではなく、「あそこがいい」というところで過ごさせてあげたいですよね。
みなさん分かっているけどなかなかやってないのは、お住まいの自治体の担当部署に聞くこと。
学童保育所は自治体の担当部署とかなり連絡取るし、立ち入り調査もあるので案外良し悪しが分かっていたりするものです。
もちろん、あからさまにあそこがいい、ここはダメとは言わないだろうけど、自分の事情や不安を言ってみると子どもに合うところを教えてくれたりするかもしれませんよ。
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働く女性プロデューサー 小栗ショウコ
認定NPO法人あっとほーむ代表理事、ビジネス&ライフコンサルタント。
1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後NPO法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。
その業績が評価され、神奈川県子ども子育て支援奨励賞、横浜市男女共同参画推進賞、内閣府特命担当大臣賞、浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。TVや新聞、雑誌の取材多数。
共著「誰も教えてくれたなかったほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド」を出版。
日経DUALでも定期的にアドバイザーとして掲載される。
行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、NLPなどのコミュニケーショントレーニング、ISD個性心理学を学び、働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。
横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。
「小1の壁セミナー」、「子育て支援のプロに学ぶ子どもの個性の伸ばし方」
働く女性プロデューサー小栗ショウコ https://tsuku2.jp/Shoko-oguri 「ツクツク 小栗ショウコ」で検索