こんにちは、認定NPO法人あっとほーむのかわだです。

私は現在あっとほーむの保育スタッフですが、

一人の働く女性として

《働く女性支援》について発信していきます！

初回のテーマは『第三者に頼ること』です。

タイトルの「残業？やった～！」は、

もちろん大人が言ったセリフではありません！

私があっとほーむでボランティア活動をしていた頃に、

子どもから聞いた衝撃的なセリフです。

夕方、残業のため夕飯をお願いできますか？

と保護者のママから電話があり、

そのことを子どもへ伝えた時に

「残業？やった～！」と言われたのです！

※あっとほーむでは夕食の提供もしています。(あっとほーむの一日)

あっとほーむでは、働く女性を支援するために

夜間保育事業もしていますが、

申し訳なさそうに電話してきたママとは真逆に

大喜びする子どものあの姿は、

何年経っても鮮明に覚えています。

当時学生だった私は、子どもたちが我が家のように

安心して過ごし、パパママたちも急な残業があっても

安心して預けられる実家のような居場所があるなんて、

本当に衝撃的でした。

親族が近くにいなかったり頼れない事情があったり、

金銭的な理由だったりなど、そもそも

“第三者に頼ること”はハードルの高いことですよね。

預けるにしても

子どもには申し訳ない気持ちになるし、

子どもが自立するまでは

自分の仕事やキャリアは諦めようか…

そのように、多くの働くママたちは

悩みを抱えているのではないでしょうか？

そして、

これから子どもや結婚を考えている人にとっても、

同じような悩みがあるのではないかと思います。

ですが！思い出してください。

残業を喜んでいた子どものセリフを！

あの「やった～！」には、実は、

いろいろな思いが込められています。

「ママはお仕事大変だけど、

自分は友達やスタッフと夜ご飯食べられて嬉しい！！」

この思いは、自分の家・保育園・小学校以外にある

居場所や友達・大人の存在が、

心の拠り所となる安全基地であるということです。
※あっとほーむ代表・小栗ショウコのブログ「居場所を作ってね」

「お仕事しているママはカッコいいし、

スタッフたちもママはスゴいねって言ってる！！」

この思いは、やりがいを持って働いている

一人の女性として、子どももスタッフも

尊敬しているということです。

とはいえ、すべての人がみな、

やりがいを持って働く、

という選択ができるわけではありませんよね。

それでも、その選択をするために

”第三者に頼ること”は、

子どもにとっても良い影響がある

ということを知っていただきたいです。

あんなに小さかった子どもも、

いつか卒園や卒業をし、反抗期や思春期を迎えます。

不安定な時期は対応が難しい場面も増えてきます。

そんな時、

小さい頃から知っている人の存在や居場所は、

パパママにとっても子どもにとっても重要なのです。

※あっとほーむ代表・小栗ショウコのコラム

 「子どもの思春期どうしよう？」「どうしたら自己肯定感は上がるか？」

あっとほーむには、

中高生(たまに大学生)がふらっと遊びに来ます。

友達・勉強・部活や趣味の話など

スタッフとのおしゃべりが止まらない子や、

久しぶりに会った年下の子たちと遊ぶ子などなど。

関わり方は様々ですが、私の印象としては、

大人が久々に昔馴染みなど気心知れる人と会って

ホッとする感覚に似ているな～と思います。

多感な時期は、自分と他人とを比べてしまうなど、

学校や家庭で悩むことが多くあります。

そんな時、

かつて自分を受け入れてくれていた人や居場所、

その記憶や経験は、とても重要なのです。

それは、

働いているみなさんも、子育て中のみなさんも、

同じではないでしょうか？

自分を取り戻すことができる居場所や時間は、

かけがえのないものですよね。

子どもの場合、そんな居場所や存在は、

パパママが”第三者に頼ること”から生まれるのです！！

★夜間・学童保育以外でも、下記の分野で働く女性の支援をしています！

・仕事と子育てをしている方やいつか両方したい方で、働き方や子育てについて話したい方へ
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・「あっとほーむのようなところを作りたい！」と思っている方へ
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