お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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自分を知る→相手を知る

自分を知る→相手を知る

2022年7月12日

こんにちは、認定NPO法人あっとほーむのかわだです。

 

前回の記事では、”行動観察”とはなにか?

ということについて書きましたが、

今回は”行動観察”のプロセスについてです!

 

 

前回、私たちが日頃行なっている“行動観察”は

無意識の偏見により、見る人(自分)の価値観などの

フィルター(バイアス)がかかっているため、

あくまで相手の心理状態を想像することが

ポイントであると書きました。

 

それらを踏まえると、

“行動観察”をする上で最も重要なことは、

見る人(自分)の価値観がなんなのかを知る

というプロセスです。

※この記事では価値観とは、判断するときに基準とする考え、と定義します。

 

 

例えば私の場合、

仕事をする上で大切にしていることは、

すばり、効率と成果です。

いかに効率よく成果を出すか?

ということを常に考えています。

 

どうしてそう考えるのか?と言うことに関しては、

以前他の記事で紹介したISD個性心理学で

診断してもらった際に、的確な言葉で表現されて

「そうそう、だから私は効率が大事なんだよね~」

と、大いに納得しました。

 

ちなみにそれはどんな理由かと言うと、

「体力(活動エネルギー)がもともと少ないので、

体力温存したいから」という理由です!!

言い換えれば、ここぞという時に使うエネルギーを

とっておけるように他の業務は効率よくやりたい

ということなんです!(昼寝が大事なタイプです!)

 

 

今回のように診断される個性が

全て当てはまるわけではありませんが、

世の中にあるさまざまな診断ツールを用いて

「そうそう、自分はこういう価値観に共感するな~」

というように、自分を知るというプロセスが重要です。

 

例えば、今回の私の場合では、

私の主観的に効率的でないやり方で

仕事をしている人を見た時に感じる

「どうして非効率的なやり方でやるのか?」

というようなモヤモヤは、

自分の価値観を知っていると緩和できます。

 

私は、効率重視だけど、あの人は、ゆっくり丁寧に

やりたいタイプなのかもしれない」などのような、

【自分を知る→相手を知る(想像する)】

というプロセスが”行動観察”には必要だと考えます。

 

 

そして、【自分を知る→相手を知る】

という”行動観察”のプロセスを経て最後に、

【自分を変える】ことが

人間関係を改善する上で大切なポイントになります。

 

例えば、チームで仕事をする場合、

決められた期限で目標を達成するためには

効率も、丁寧さも、両方求められますよね。

 

私のように効率重視のタイプの人からすれば、

丁寧さ重視タイプの人を見ると

「期限を守れないのでは?」と思うし、

逆に丁寧さ重視タイプの人からすれば私は

「ミスをするのでは?」と思われるし、

お互いにイライラしながら仕事をするなど

価値観の相違がチームワークを乱す一因になります。

 

 

そこで、

【自分を知る→相手を知る】

→【自分を変える】ことにより、

 

効率重視タイプの人と、丁寧さ重視タイプの人とで

向いている業務の振り分けするなどの改善をしたり、

お互いの価値観を肯定した上で

「ここはもう少し効率よくやってほしい」

「ここはもう少し丁寧にやってほしい」というように

具体的な業務の摺り合わせをしたりなど、

 

チームワークや個々の能力が発揮できるような環境に

変わるきっかけとなるのではないかと思います。

 

 

また、【自分を知る→相手を知る】

という”行動観察”のプロセスでは、

双方が価値観を肯定し合うことも大切です。

 

価値観の相違を非難し合うのではなく、

互いの個性として認め合い、

その個性を活かすことができるように

チームとしてどんな方法を選択するか?

というような双方の歩み寄る努力が

人間関係を改善する上で必要であると私は思います。

 

 

主題から少し話が逸れてしまいましたが、

今回の記事で一番お伝えしたいことは、

まずは自分を知るということです。

 

苦手だな、モヤモヤするな、と思う相手を見るときは、

確実に自分の価値観のフィルターがかかっています。

※言うまでもなく、ハラスメントなどの行為に関してはこれに当てはまりません。

 

まずは自分を知ることにより、

「そうか、自分はこういう価値観だから、

違う相手に対してモヤモヤするのか!」

と、自分にかかっているフィルター

(無意識の偏見)に気づけたら、

相手を知るプロセスに入ってみてください。

 

自分本位な行動や、和を乱すような行動を

していると思い込んでいた相手の新たな側面に

気づくことができるかもしれません!

 

 

次回は具体例を挙げながら、【自分を知る→相手を知る】

の【自分を知る】について深掘りしたいと思います!!

 

 

 


あっとほーむの保育ミーティングや

法人ミーティングでは、ミーティングを始める前に、

アイスブレイクを行っています。

※あっとほーむ代表の小栗さんの記事「あなたの人生のテーマは何?」にもスタッフとの会話が書かれています!

私は今回の記事に書いたように、

ぐうたら過ごす時間がとても大切なのですが、

そんな話をすると大抵驚かれます!


職場での普段の様子からその人の本質を見抜くのは、

なかなか難しいことですが案外「この人はこういう人」

と、思い込んでいるのではないでしょうか?​

私は実はこういう性格なんですと、自己開示したり

相手の知らない一面を伺ったりなど、

アイスブレイクのお題を工夫してみることも

円滑なコミュニケーションの方法の一つだと思います。


もちろん、プライベートな話をすることに

抵抗がある人もいると思います。(私もそうでした)

そのようなタイプの人は、

あらかじめ開示する範囲を自分の中で決めておく

(話す内容を考えておく)ことをオススメします!!

コミュニケーションは、​歩み寄りが要です!!


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