お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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自分らしさと、生きづらさ

自分らしさと、生きづらさ

2023年1月10日

こんにちは、認定NPO法人あっとほーむのかわだです。

 

前回の記事では、

見せたい自分(主観)と見られている自分(客観)は

自分が認識している以上にズレがあり、

他者からの認識とのズレを少なくするために

自身の言動を振り返り、自己表現をすることは

自分らしく生きていくためでもある

という見解を述べました。

 

今回は自分らしさについて深掘りしたいと思います!

 

 

みなさんは自分らしさ

と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?

 

自分らしく生きる

自分らしさを大切にする

というようなワードを本やインターネットなどで

目にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

または、自分らしさってなに?

と検索したことがある人もいるのではないかと思います。

 

 

一般的に自分らしさとは、

自然体の自分である。自分の個性が現れている。

などの表現があると思いますが、

「自分は(どうせ)こうだから…」と諦めてしまうといった

マイナスな思考に囚われかねないものが自分らしさには

潜んでいるのではないかと私は感じています。

 

本当は「こうなりたい」と思っていても、

「でも私はそうなれるタイプじゃないから」と

理想と現実を比べて「それは自分らしくない」と諦める。

 

 

そういった状態を、あっとほーむの代表である小栗さんは

「自分を裏切っている」という表現をされます。

 

あっとほーむの子育て支援起業講座を受講中に

理想と現実を目の当たりにして

自信をなくしかけている時など、

本当は本気で起業したいと思って受講しているはずが

「実はそんなに起業したかったわけではなくて…」

というように、自分の気持ちに蓋をしてしまう。

 

だからこそ「自分を裏切らないで」というメッセージで

小栗さんは背中を押すようにお伝えしているそうです。

 

 

特に自分を変えたい、変わりたいと思っている時は

そもそも自分らしさとは一体なんなのか、と

思い悩んでしまうのではないでしょうか?

 

「自分は(どうせ)こうだから…」と諦めてしまうか、

「変わりたいと思っている自分を、裏切らない!」

と、新たな自分らしさの可能性を見つけるか。

 

後者の選択肢が

自分らしく生きる、自分らしさを大切にする

ということだと思います!!

 

 

しかしながら、

自分らしくいることに苦しんでいる人たちは多くいます。

 

周囲の人と違う価値観を持っている場合、

「私はこうありたいけど、本当にこれは合ってる?」

そのように悩んで、諦めざるを得ないなど

同調圧力が強いと言われる日本では

よくあることなのではないかと思います。

 

自分らしさ生きづらさになってしまうような現状は

これから変わらなければならない社会の課題です。

 

 

あっとほーむのビジョンである

〈仕事も子育ても両方楽しめる社会〉を目指すには、

両方楽しみたい人たちも、該当しない人たちも

お互いの大切な価値観や生活を肯定し合い、

歩み寄ることが自然にできるような

自分らしく生きられる社会の土台が必要だと思います。

 

次回は、

自分らしく生きていくための自己表現

について深掘りします!!

 

 

 


昨年は銃撃事件などショッキングな報道がありました。

状況をなんとなく理解している子もいますが、

深刻さを理解しているからこそ自分の心を守るために

あえて気にしないようにしている子もいます。

 

私が昨年の中で最も印象強く残っていることは、

学校という社会で生きづらさを感じている子が

報道を受けて抱いた胸の内を明かしてくれた話でした。

それは、周囲に理解されづらい子たちが学校(暗黙)の

ルールを守りながら生きていくことの辛さです。

自己肯定感が折れていくような印象を受けました。

 

大人であっても自分らしさってなんだろう?

と、同調圧力の中がんばって生きていますよね。

ゆえに、「自分を理解してもらえない」

それは、「理解してくれない相手が悪い」

このように、

理解してもらえないと感じると、生きづらい

 

自分らしさって一体なんなのだろう?など、

何度も葛藤しながら自己表現の方法を身に付ける、

理解してもらえるように表現する、という選択肢を

選ぶことができるような社会を目指すために

チームあっとほーむとしてなにができるのか?

 

そのようなことを昨年改めて今後の活動に落とし込み、

2023年という新年を迎えて更に意気込んでおります!

本年もどうぞよろしくお願いいたします!!


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