お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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働く女性は、がんばっている人?

働く女性は、がんばっている人?

2023年1月21日

こんにちは、認定NPO法人あっとほーむのかわだです。

 

前回の記事では、

自分らしく生きていくための自己表現をテーマに

自分らしい働き方や生き方ってなに?

と悩んでいる人たちが、様々な働く人たちの姿から

新たな選択肢に気づくことができれば、

良い循環になるのではという話で締めくくりました。

 

今回のテーマは、女性の働き方です!

 

 

あっとほーむのビジョンである

〈仕事も子育ても両方楽しめる社会へ〉

そんな社会の実現のために《働く女性支援》として

夜間・学童保育事業などを行っていますが、

私自身は単身世帯であるため

保育事業で支援している家庭には該当しません。

 

一般的に私のような人は仕事一筋で

プライベートは自由気ままというような

イメージがあるかもしれません。

一人が心地よいと思うタイプの方もいますよね。

 

しかしながら、

一人の気楽な生活をするためではなく、

自身の病気や、家族と距離を置く必要があるなど

他にも複雑で様々な内情を抱えている人たちも

多くいらっしゃることを知っています。

※あっとほーむ代表の小栗さんのコラム「だからね、支援する人を選ばないで。

 

 

私も様々な内情がありますが、

一番の理由は『心の余裕(余白)を持つ』ために

今は一人で生活することを選択し、

人生の中心ど真ん中に仕事を置いています。

仕事の日以外も常に仕事のことを考えていますが、

それは仕事に忙殺されている状態ではありません!

 

自分自身も知らない未知な自分の可能性、

これからの人生の選択肢に、気づくことができる。

そのような職場であり仕事であるため、

今の働き方(生き方)を選択しています。

※あっとほーむに転職するまでは毎日毎日、文字通り必死に働いていたので、今とは全く異なる働き方の価値観でした。次回の記事で、なぜどのように価値観が変わったのか?を書きたいと思います!

 

 

私のように仕事を主軸に生活している人

子どもや家庭を一番にして働いている人

共働き以外を選択できない状況にある人

※専業主婦に関しては家事代行サービス・保育サービスのような仕事を両方担う女性の肩書きであると思っています!

その他にも様々な働き方がありますが、

共通していることがあると、私は思います。

 

それは、必ずしも

働く女性=がんばっている人

ではない、ということです。

 

寝る間も惜しんでフルパワーで働いている

もしくは、そうでなければならない

という訳ではないと思います。

 

 

いやいや、

がんばってるよ!!みんながんばってる!!

そう思われるかもしれませんが、

辞書での「頑張る」の意味は

〈困難にめげないで我慢してやり抜く。〉

 

我慢してやり抜く。という文からは

楽しさは感じづらく、辛い印象を受けます。

 

仕事や子育ては楽しいことばかりじゃない!!

たしかにそうですが、

我慢してやり抜くことをし続けると、

心身共に辛い状況に悪化する確率が上がります。

それは本末転倒なことではないでしょうか?

 

 

長年(昨年10月で24年)《働く女性支援》を

行っているあっとほーむ代表の小栗さんは、

講演会でも今までも多くの働く女性たちに

がんばらない」ということをお伝えしています。

 

もう十二分がんばっているし、

相手に優しくできる『心の余裕(余白)を持つ』

そのために、がんばらない

相手のことも大切にして、自分のことも大切にする。

 

 

例えば、持病がある人の働き方は、

体調や心身のバランスを調整する必要があります。

 

それは、自分が”本当にできる”働き方を模索し、

自分のことを大切にする働き方だと思います。

そのような働き方を「がんばってないからダメだ

と言うような人はいないのではないでしょうか?

 

自分のことを大切にする働き方を選択できれば、

世界に知られている「過労死」という言葉が

なくなるかもしれないと、私は思います。

 

 

とはいえ、周囲にがんばっている人がいると

「私はまだまだだ…がんばらないと…」

そう思ったり「どうして私はできないのか…」

と自己嫌悪に陥ったりすることもあると思います。

 

「できるようになりたいのに、できない」

「できなければならないのに、できない」それは、

自分に合っていない働き方を選択しているから

できない、のではないでしょうか?

 

 

“本当にできる”働き方が、自分に合った働き方。

自分に合った働き方は、自分を大切にする働き方。

 

自分を大切にするって、難しいなと感じますが、

相手に優しくできる『心の余裕(余白)を持つ』ために

と大切にしたい相手のことを考えると、

がんばる前に一呼吸置けるのではないでしょうか?

 

ちなみに私の大切にしたい相手の一番は

子どもたちやあっとほーむに関わる人たちで、

大切にできるよう『心の余裕(余白)を持つ』ために

自分も大切にする働き方を心がけています!!

 

 

次回は、

『心の余裕(余白)を持つ』をキーセンテンスに

引き続き女性の働き方について書きます!!

 

 

 


働く”女性”、という書き方をすると

男女差別だと思われるかもしれませんが、

あえて働く”女性”と区別している理由を述べます。

 

以前記事で、働く女性の壁

=働く女性を取り巻く社会の無意識の偏見

と書きましたが、まだまだ日本では

家事、育児、介護などは女性が担うべきという

風潮が強く、慣習や制度もなかなか変わりません。

 

ですが、働く女性が

様々な働き方の選択肢を選べる社会になれば、

男性も育休や専業主夫などを選択しやすくなる

と、私は思っています!!

 

特に男性の育児に関しては「したかったけど、

できなかった(やらなかった)」と後悔している人は

多くいらっしゃるのではないかと思います。

街中で、おじいさんとお孫さん二人組、などの

様子を見かける度にそのようなことを感じています。


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