こんにちは、認定NPO法人あっとほーむのかわだです。
私は保育スタッフですが、
介護福祉士の資格も持っているので
今回は介護の話も交えて発信します!
テーマは、引き続き『第三者に頼ること』です。
前回は、”第三者に頼ること”が
子どもにもたらす影響について書きました。
今回は、「残業?やった~!」というセリフを聞いて
衝撃を受けていた当時の私が経験した
”第三者に頼ること”についてお伝えします。
当時の私は、家族の介護をきっかけに就職せず進学し、
介護の勉強をし始めていた頃でした。
まだまだ知識の浅かった私にも施設の職員の方々が
丁寧に様々なことを教えてくださり、
初めての介護に右往左往していた私たち家族にとって
第三者である職員の方々は、
本当に涙が出るほど心強い存在でした。
家族の介護と介護福祉士として働いた経験を通し、
”第三者に頼ること”に対して
「家庭内のことを人様に頼るのは…」
と後ろめたさを感じたり、
それに伴う費用を考えて
「本当に必要なこと?」
と悩んだりなどの葛藤を知りました。
そしてなにより、
”第三者に頼ること”の重要性を理解しました。
保育(子育て)も、介護も、
知識や資格がなくても家庭で担えることです。
一昔前までは、
その二つともを家庭ですることが当たり前でした。
そして、その二つともを担っていたのは、女性です。
“第三者に頼ること”が良しとされなかった時代でした。
今の時代は変わりつつありますが、
まだまだ女性の担うことであるという認識が
強いのではないかと思います。
働く女性たちは今まで、
結婚・子育て・介護を機に
仕事を辞めたりキャリアを諦めたりなどの
決断を余儀なくされてきました。
しかし、
”第三者に頼ること”が選択肢としてある
今の時代でも、厳しい現実があります。
だからこそ、”第三者に頼ること”の重要性を
伝える必要があると思いました。
みなさんは、保育・介護の仕事に対して
どのようなイメージがありますか?
昨今はエッセンシャルワーカーであると
知られるようになりましたが、
子ども・お年寄りのお世話をする
というイメージでしょうか?
実際はお世話ではなく、
子ども・被介護者が自分らしく生きられるように、
各分野の専門知識と技術を用いて
助力することが主軸です。
保育や介護に携わる人は専門職として、
保育・介護を行っています。
すなわち、
家庭とは異なる観点で行っているということです。
家庭での子育て(介護)と専門職による保育(介護)とが
それぞれの役割を担い、一つのチームとなって
子ども(被介護者)を見守る。
あっとほーむでもそのような思いを軸に、
働く女性とその家族を
夜間・学童保育の分野で支援しています。
※あっとほーむが働く女性を支援する理由〈あっとほーむのビジョン・ミッション〉
あっとほーむの保育スタッフとして、
家庭のチームの一員となり、
私がお世話になった職員の方々のような
心強い存在でありたいと、
当時を振り返る度に思います!!
★夜間・学童保育以外でも、下記の分野で働く女性の支援をしています!
・仕事と子育てをしている方やいつか両方したい方で、働き方や子育てについて話したい方へ
→ワークショップ型交流会のほんとうは楽しい仕事&子育て両立サロンの紹介ページです
・「あっとほーむのようなところを作りたい!」と思っている方へ
→子育て支援起業講座のあっとほーむカレッジの紹介ページです